natural beauty journalby kai hanaue

肌に優しく汚れを落とす。基本の手の技術。

2020.05.26beauty basic

先日動画で、メイクを落とすときの、手の使い方をご紹介しました。

この投稿では、要点を記します。

メイクの汚れを上手に浮かせるための手の使い方のコツ

  • 手の力を抜く
  • 手首の付け根から、指先までを広く使う
  • 顔の曲線に沿わせて、手と指をフィットさせる

細部は…

  • 人差し指は力が入りやすいので、薬指や中指で優しく馴染ませる
  • 小鼻や、口周りは円を描くようにクルクルと馴染ませる
  • フェイスラインは顎を少し上げて、洗い残しがないように気をつける

肌に触れる強さのイメージは…

「桃を撫でるように」桃を指先で押したり、強くさすったら傷んでしまいます。なので、誰しもが桃には優しく撫れるはず。肌に触れる時もそのイメージで。

以上が、肌に負担をかけず、何より心地よく、汚れをしっかりと浮かせるための基本的な手の使い方です。クレンジング(汚れを落とす行為そのもの)の質が上がるだけで、肌は変わります。化粧水や美容液…など足し算のスキンケア以前に、とても大切です。

手をぷらぷらぷら〜として力を抜いてから、肌に触れてみてください。それだけでも心地よいはず。

肌のどこを触れても指先まで沿わせる技術は、練習すると段々とコツが掴めます。私自身、仕事を通して指導する立場にあった時、メイクやスキンケアを上手になりたい!という後輩には、「家でテレビを観たりするときに、自分の膝や肘とか腕をずっと4指(人差し指から小指までを)で沿わせて触る練習するといいよ〜」と伝えていました。

Processed with VSCO with c1 preset

こんな感じで、くるくると曲線に沿わせて練習します。とは言え、私も「手の甲が力抜けるといいな〜」とエステの先生に口酸っぱく言われていました。笑。今動画を見てもそう思います。

でもでも、意識を傾けて、自分の中で少しでも上達するとそれは確かな自分のための「技術」になりますので、うまくできなくて無問題(もーまんたい!)へたっぴで大丈夫。Take it easy !

これからずっと付き合うご自身の肌のために、何か参考になれば幸いです。

kai