natural beauty journalby kai hanaue

冬の肌の乾燥に見直すべきスキンケア後編

2019.12.09beauty column

冬の肌のキレイに、まずは顔を洗うことを見直す…肌に使うお湯の温度を気をつけよう!というのが前回のお話でした。

今日は、使っているタイプの見直しと洗い方という部分を見ていきたいと思います。

今使っているクレンジングはあなたの冬の肌に合っているか?

ちょうど先ほど、友人とLINEで「いつもクレンジングはミルクだけど今回直感でクリームにしたよ〜」というような会話をしていました。

冬の今、まずは、ぬるま湯でいつものメイク落としを使って、優しくクレンジングをした後の肌を触って感じてみてください。

洗い上がりの肌、いつもより少しつっぱるかな?もう少ししっとり洗いあげたいな〜などの直感がもしあったら、「今使っているものよりも、しっとりと洗いあがるクレンジング」に冬は変えてみても良いかも。特に問題なし!だったら、もちろんそのままで大丈夫です。

「何を選べば正解なのか?」この答えは、私も含め、どんなに口コミの良いものでも、実際に自分の肌に試してみないとわかりません。なので、化粧品選びは、自分がグッとくるかこないか、そして価格帯も日常で使いやすいものを。

大切なのは、自分の肌に意識を向けて、「自分自身で調整してみる」という気持ちを持つこと。誰かにキレイを委ねるよりも、自分で触れて感じて、肌を慈しむことを毎日積み重ねた方が、きれいに必要な知性も自然と育まれます。

誰もがTRY&ERRORの積み重ね。その過程が大切かなと思います。

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最近、カスタードクリームくらいの軽さのアムリターラのクレンジングから、バタークリームかな?というような重さのトリロジーのクレンジングに変えました。私は1年を通して、乾燥肌です。

洗い方を自分の肌に合わせて柔軟に変えてみる

朝、すっきりと洗い上げたいときは固形石鹸で、生理中少し敏感なときにはクリームのクレンジングをそのまま洗顔として。また夜も、洗い過ぎない方がいいな〜と感じるときには、メイク落としだけ丁寧に済ませて、洗顔料は使わない。鼻周りやTゾーンはべたつくけれど、頰は乾燥しやすい…という方は、洗顔をTゾーンだけにしてみるなど、部分的に洗うのも良いと思います。

使い方の正解もさまざま。なので、自分の肌に合わせて、少しの工夫をしてみる。色々TRYしてみると、だんだん「あ、こういう時はこの洗い方の方が良い感じ」という感覚が掴めてきます。

あ、なんか料理に似ています。自分のさじ加減は、自分が一番わかっているはず。肌のことも難しく考えず、触れて感じてTRYを繰り返すうちに、感覚が掴めます。

最後にお気に入りの使い方と、頑張らないことの大切さを

私は、冬はクリームタイプが好きです。クリームのクレンジングは、油溶性分が多く含まれているので、洗い上がりは少し重ため。でも、鞄の革をクリームでなめすように、ごわついた肌の表面を、柔らかく整えることには長けているのがクリームタイプの特徴。蒸しタオルとの相性が抜群なのです。

クリームクレンジングで優しくマッサージして、ティッシュで表面のクリームをとったら、そのあと蒸しタオルを肌にのせじっくりと温め肌を柔らげる。タオルを取ったあとの肌は、饅頭を蒸篭で蒸して、蓋を開けた時の感動と同じ。

なめらかな血色の良い肌に整います。毛穴のつまりなども取れやすくなりますよ。

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クレンジングに少しオイルを加えたり、蒸しタオルクレンジングの時のスペシャルケア

あとは何より、年の瀬の12月。忙しい女性がほとんどだと思います。

美容に関しては、あれやらなきゃこれやらなきゃ…という想いは、逆にきれいを遠ざけるので、やれるときに、やりたい(癒されたい、心地よい)ことを一つ。忙しいときには、できる範囲のシンプルなケアで上手に乗り切る。

Take it easy 

なるべく気楽にやわらかく

今日もスキンケアのひと時が、深く深呼吸をするひと時になりますように

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 かい