ストレスを逃がし、自分と大切な人を癒す方法。④皮膚を介してのコミュニケーション
さて、癒しホルモン…オキシトシンのことは2回に渡って書いてみました。
このコロナの状況に関わらず、人生を豊かにするための「知」だと思うので、私もまだまだ見習う身ですが、少しでも、本質的なことをシェアしていけたらいいなと思っています。
今日は人を癒す、「皮膚」に着目します。
昨日、久しぶりに必要な用があって、オフィスに行きました。職場の人と、Face to Faceでコミュニケーションを取った時、
「ああ、やっぱり違うな」
と思ったのです。その人とは、毎日仕事のやり取りを、チャットや通話、モニタで顔を見て…ということをしていたにも関わらず、やっぱりそう思いました。
もちろん業務上は、それでもいけるのですが、もっと情動的な部分の伝わり方は直接コミュニケーションをとることには叶わないなと、私は、思いました。
それはなぜか?
皮膚って、ただ体を保護するだけではなくて、様々な情報処理もしています。触れなくても、近くにいる相手を感じ取り、様々な判断をしています。
例えば…私の想像ですが、出会い系のアプリで、いいなと感じた人とコミュニケーションを取るとします。これは、スマホの画面越しなので、境界として皮膚を介さずに直接、目から脳へ情報がインプットされている状態。
けれど、直接会ってみたら、「あれ?なんか違うかも。」と感じるケースもあるかもしれません。それくらい、直接人と会った時に働く、感覚器としての皮膚は、あらゆる情報を処理しています。
付き合いが長いとか、お互いのことをよくわかっていれば、少ない情報でもコミュニケーションが取れるけれど、そうでない場合には、直接会った方がズレは生じにくい。五感はもちろん、皮膚によって様々な情報を読み取っていることが理由です。
なので、全く面識のない方とのSNS上でのディスコミュニケーション(うまく伝わらなかったり、相互に誤解があったりすること)は大前提だと私は思ってます。そのくらいの気持ちでいた方が楽。
皮膚が人とコミュニケーションをとる感覚器であること。次に続きます。
kai