natural beauty journalby kai hanaue

bradelis new yorkと、私が花ちゃんだった頃の先輩の教え。

2020.04.29journal

生理の眠気でうとうとしていたお昼過ぎ。

「ピンポーン」

さっきまで死体みたいだったのに、パチっと目が覚めました。箱を開けたら明るいピンクに、思いの外とっても嬉しい気持ちになりました。

1着買い替えたかったので、下着を購入したのです。

ちょうどInstagramで下着に関するDMも頂いていたので、少しエピソードを書いてみようとおもいます。よかったらゆるんとお付き合いください。

21.22歳の頃。

美容部員として、とても楽しく働いていました。

特に20代の最初の5年間をお世話になった会社では、年代様々な年上の先輩に大変可愛がっていただき、日々緊張しながらも、とても楽しかったことを覚えています。

その時のエピソード。

当時40代でショートヘアがいつも素敵で、大きな息子さんがいて、仕事面では厳しくも愛があり、お客様からとても信頼されていた先輩がいました。

文字通り、当時の私にとっては仕事上でも人生でも大先輩。

とても多くのことを教わり、温かい方で、大好きでした。

ある時、会議の時か何かに、制服を綺麗に着こなすことや身嗜みに関してのお話を頂き、こんなことを教わりました。

「花ちゃん、女性にとって下着はね、洋服の上からは見えないけれど、ちゃんとしたものを身につけなさい。高いものでなくていい、でもくたびれていない清潔なものを身につけなさい。接客と佇まいに出るから。」

当時の花ちゃん(当時そう呼ばれてた…‼︎今全然よばれん…)はスポンジなので、かっこいい先輩の言葉は全吸収。笑。その言葉の深みは分からなくとも、元気よく

「はい!わかりました、ありがとうございます!」

とその教えをすぐに取り入れました。その頃から私の中で、下着は…多くは持たないけれど、くたびれそうになる前に次の一着を迎え入れるというルーティンが成立していました。

あれから10年以上たった今。

ありがたいお言葉だったなと今しみじみと思います。見えない部分を気遣うことは、品となって外に表れます。当時であれば、接客を通してそれが大切なお客さまに伝わっていたのだと思います。

そして、きちんとした下着を身につけていると自然と姿勢もシャンとします。

結局のところ、内面の美というのは、一番外側である外面に出る。わたし自身は亀の歩みですが、30代半ばになって常々思います。だからこそ、人として少しでも成長したいと思うのかも。

そんな昔の小噺。お付き合い頂きありがとうございました。

ちなみに今回はレースを買いましたが、シンプルでヘルシーな下着も好きです。心踊るピンク!身につけるのが楽しみです。

日が暮れてきました。それではまた。

kai