natural beauty journalby kai hanaue

外出自粛で滞りやすい気の巡りをよくする方法①心とからだの換気をしよう

2020.04.16beauty column

なんとなく、気分がどよんとする時。

なんとなく、頭がボヤ〜とする時。

なんとなく、体に余分な力が入っていたり、だるい時。

程度にもよるのですが、「ああ、気が滞っているな。」と自分で感じることがあります。

東洋医学の考え方で、人間の生命を構成している要素は、「気」「血」「水」「精」と言います。

気は“元気” “やる気”というように、からだの働きや機能、またはそれを支える栄養素のことで、目には見えませんが生命活動の基礎になるエネルギーと言われています。

気が不足している時には、疲れやすかったり、文字通り「気力」が湧かなかったり、気が滞っている時には、イライラしやすかったり、頭が煮詰まったり、げっぷやおなら、お腹の張りが出やすかったりもします。

日頃から、「気の巡りを良くすること」(目には見えないものなので、もちろん自分の感覚の中ですが)というのは、東洋医学が好きな事もあり、いつの間にか自分の日常のテーマのようにもなっていたのですが、

お家にいる時間が長かったり、ストレスを外に逃がすのが難しい今は、多くの人がこの「気」の巡りが悪くなりやすいのではないかな?と思い、文章に書いてみることにしました。

具体的に、気を補ったり(補気と言います)気の巡りを改善するには(理気と言います)

旬の食材や清気を体に取り込み、しっかりと補気すること。

太陽を浴びて、出来ることならば自然の空気を体に取り込んで、部屋の中に風の通り道をつくり換気をし、理気を上手にすること。

澱んだ空間には、良いものは集まらないし、身を置く空間の清気や気の巡りで、思考も体調も変わるように感じます。

心も体も換気することで、心身の気の巡りはよくなり、気のイライラや不調も改善されやすくなります。

とはいえ、完璧にやろうとしたり、無理をするのは本末転倒なので、無理のない程度に、自分なりに空間の巡りがよくなるよう、小さな工夫をし整えるというのが大切なのだろうと思います。

お家の中で気を巡らせるには、東洋医学と相性の良いアロマテラピーの力を借りると簡単に空間をコントロールすることができます。

おすすめの使い方と、どの人でも比較的使いやすいと感じる好きなアロマオイルの種類を、週末ご紹介してみようと思います。何かリクエストもありましたら、お気軽に教えてください。

それでは、明日も朝の空気を体にしっかりと取り込んで、こころとからだ、そして空間を換気して、スタートしたいと思います。

今朝の掃除と換気中、れいちゃんもしっかりと太陽を浴びます。
生きた草花は空間に清気を運んでくれて、そこに在るだけで癒される。

kai